マネーツリー株式会社(以下、「当社」といいます。)は、平成29年改正後の銀行法とその政府令に基づき、株式会社福邦銀行(以下「銀行」といいます。)の提供するAPIを利用して、利用者に提供する当社サービス(以下、「当社サービス」といいます。)に関する以下の銀行との合意内容を説明いたします。
利用者に生じた損害賠償責任の分担について
①不正アクセス等による情報漏えいに関する損害が利用者に生じた場合、当社は、所定の要件を満たす場合には、利用者に対し、一定期間内に発生した損害を賠償又は補償します。ただし、利用者に過失が認められる場合等にはこの限りではありません。 ②当該損害が銀行の責めに帰すべき事由によるものである場合、当社は当該損害で支払うことになる損害の全部または一部を銀行に求償できる場合があります。 ③当該損害が、銀行又は当社のいずれの責めにも帰すことができない事由により生じた場合、又はいずれの責めにも帰すべき事由により生じたか明らかでない場合は、銀行及び当社は、当該損害にかかる負担について、誠実に協議を行います。
当社が取得した利用者に関する情報の適正な取扱い及び安全管理のために行う措置ならびに銀行が行うことができる措置について
①当社は、利用者に関する情報(当社においてこれを加工した情報を含みます。)を、個人情報保護法その他の法令、ガイドライン等を遵守し、かつ当社サービスの利用規約に従って取り扱うものとします。 ②当社は、コンピュータウィルスへの感染防止、第三者によるハッキング、改ざん又はその他のネットワークへの不正アクセス又は情報漏えい等を防止するために必要な安全対策を、当社の費用と責任において行うものとします。 ③銀行は、当社の情報セキュリティに関連した適格性に懸念があると合理的な事由により判断した場合には、当社に改善を求めることができるものとし、合理的な期間内に改善が十分でないと客観的かつ合理的な事由により判断するとき、当社のアクセス権限の制限、停止、取消を行うことがあります。
電子決済等代行業再委託者(銀行法施行規則第34条の64の9第3項のいずれかに該当する当社、以下同じ)における利用者に関する情報の取扱いにおいて、当社が行う措置及び銀行が行うことができる措置について
①当社は、電子決済等代行業再委託者に対して利用者に関する情報を提供する場合、当社が銀行に対して負う利用者に関する情報の適正な取扱いおよび安全管理措置等に関する義務と同等の義務を電子決済等代行業再委託者に課し、その責任を負うものとします。 ②上記の場合、当社は電子決済等代行業再委託者に課した 義務の履行状況について実務上合理的に実施可能な範囲で適切なモニタリングを実施するものとします。 ③銀行は、電子決済等代行業再委託者の情報セキュリティに関連した適格性に懸念があると合理的な事由により判断した場合には、当社のアクセス権限を制限、停止、取消を行うことがあります。
2021年1月31日 更新