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【検証】AIコーチを「土佐弁」にしてみた結果 → 丁寧コーチは4日で無視、土佐弁コーチには23日目も「朝飯じゃ!」と報告していた

【検証】AIコーチを「土佐弁」にしてみた結果 → 丁寧コーチは4日で無視、土佐弁コーチには23日目も「朝飯じゃ!」と報告していた

Dekiマガ編集部
2026
年
11
月
04
日

「健康のためには、運動したほうがいい」

そんなことは、もう何度聞いたか分からない。食事にも気をつけたほうがいい。それも知っている。耳にタコどころの話ではない。

問題は、分かっていても続かないことだ。とにかくモチベーションが続かないんだ。

だったら、AIにコーチをしてもらえばいいんじゃないか。毎日声をかけてくれる相手がいれば、さすがの私も動くはずだ。便利な時代である。

というわけで今回は、ダイエットが続かない私が、モチベーションを上げる方法としてAIコーチを使ったらどうなるのかを確かめてみた。

やったことはこうだ。
・最初は、標準語で丁寧に励ましてくれるAIコーチを使う
・途中から、同じAIコーチに「健康になりたい。土佐弁でコーチして」と頼む
・それぞれ、やり取りが何日続いたかを履歴で見返す

結論から言うと、丁寧なコーチはわずか4日で終了した。というか、私が自分から無視するようになった。

ところが、土佐弁に切り替えたところで、ちょっと妙なことが起き始めたのである。

まずは王道。「あなたの専属AIコーチです」と励ましてもらう

最初に使ったAIコーチは、とにかく丁寧だった。

画面には「あなたの専属AIコーチです」の表示。こちらの目標を聞いたうえで、具体的なプランまで考えようとしてくれる。

何も文句はない。普通にいいコーチだ。

ダイエットが続かないのは、一人でやっているからではないか。毎日こうやって声をかけてくれる相手がいれば、今度こそ習慣化できるかもしれない。

そう思って始めた。


キャプション:対応は非常に丁寧。普通にいいコーチである。

……問題は、このあとだった。

いいコーチなのに、4日後には無視していた

ビジネスパーソンらしく、結論から述べよう。

丁寧なコーチとのやり取りは、4日で止まった。

理由はわからん!

ちなみに、この期間の1日平均歩数は6,386歩。歩数がどうこう以前に、AIコーチとのやり取りそのものが長続きしなかった……。

念のため言っておくと、コーチに落ち度はない。無理な目標を押しつけることも、おかしなアドバイスをすることもなく、こちらの状態を確認しながら丁寧にサポートしようとしてくれていた。

無視しているのは私である。悪いのは私である。

これには困った。習慣化の方法を探すためにAIコーチを使ったのに、AIコーチとの会話そのものが習慣化しない。本末転倒もいいところである。

なぜだろうと考えていて、ふと思った。

アドバイスの中身はそのままで、言われ方だけ変えたらどうなるんだろう? 私がつい反応してしまうような口調なら、もう少し続くかもしれない。

そうして思いついたのが、土佐弁だった。

土佐弁コーチの誕生である。

「土佐弁でコーチして」と頼んだら、急に空気が変わった

AIコーチに送ったのは、たった一言だ。

「健康になりたい。土佐弁でコーチして」

すると、すぐに返事がきた。

「わかったき!」

そこから、さっきまで丁寧な標準語だったコーチが、土佐弁でビシバシ話しかけてくるようになった。最初は「ちょっと面白いな」くらいの感覚だったのだが、会話を続けるうちに、おかしなことに気づく。

私まで土佐弁っぽくなっている。

ウォーキングへ行くときには「千波湖いくぜよ」と報告。雨でウォーキングができなかった日には、「貴様!水戸は雨だったやないか!ウォーキングできんかった」とAIに文句を言っている。

するとコーチは、雨なら家の中でできる運動に切り替えないかと提案してきた。

それに対する私の返事が、

「家でやるぜよ!チェスト!」

である。

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‍

雨で歩けなくても会話が終わらない。そして、なぜか私までキャラが変わっている。

冷静に考えると、私は何をやっているんだ。

……ところが、話はこれで終わらなかった。このやり取りのあと、私は本当に歩きに出ていたのである。

言われたとおり歩いたら、その日は7,351歩になった

9月17日。AIコーチとのやり取りのあと、溜池山王駅から乃木坂駅まで歩いた。

・時間:約20分
・距離:約1.5km

歩き終わって記録を確認すると、AIコーチの画面にはこう表示されていた。

「約2,000歩を追加して、今日の合計は7,351歩」

……本当に歩いてるっ!!!

丁寧なコーチとの会話は4日で止まったのに、土佐弁コーチには「歩いたぜよ」と報告して、そのうえ約2,000歩を歩き足している。

丁寧コーチも土佐弁コーチも、言っている内容は「運動したほうがいい」で変わらない。私が変えたのは、コーチの口調だけだ。

それなのに、この差である。

とはいえ、1日だけテンションが上がっても、習慣化とは呼べない。問題は、これが続いているかどうかだ。そこで、チャット履歴を見返してみることにした。

履歴を見返したら、10月に入っても報告していた

チャット履歴を開いてみる。

9月17日。その後も、食事やウォーキング、運動についてのやり取りがずらりと並んでいる。

9月下旬。

まだある。

10月に入っても、まだある。


なんか、めちゃくちゃ報告している。

起算日を9月14日として数えると、土佐弁コーチとのやり取りは23日目まで続いていた。一方、丁寧なコーチは4日だ。

丁寧コーチ4日 vs 土佐弁コーチ23日。

差がありすぎる! 日数でいえば約6倍である。

ちなみに、土佐弁コーチ期間の1日平均歩数は8,040歩。

もちろん、これは編集部員一人が試した結果なので、土佐弁なら誰でも運動が続くとは言えない。ただ、少なくとも今回の私は、丁寧に励まされるより、少し勢いのある言葉で話しかけられるほうが、AIとのやり取りが続いた。

やり取りが続けば、「今日は歩いた」「雨だから家で運動する」とAIに報告する回数も増える。

モチベーションを上げる方法というと、目標を立てて自分を奮い立たせる話になりがちだ。でも私の場合は、つい返事をしてしまう相手がいただけで、報告が23日目まで続いた。

では、なぜ私は土佐弁だと返事をしてしまったのか。

自分が無視できんコーチを作ってみいや!

今回の結果をまとめると、こうなる。

・丁寧コーチ:やり取りは4日で終了(1日平均6,386歩)
・土佐弁コーチ:23日目になっても報告が続いていた(1日平均8,040歩)
・9月17日は、やり取りのあとに約1.5km歩いて、合計7,351歩

報告が続いたのは、土佐弁コーチが私にとって無視しにくい相手だったからだと思う。土佐弁でなくても、私がつい返事をしてしまう口調なら、同じことが起きたかもしれない。

丁寧に褒めてもらうほうが動ける人もいるだろうし、淡々と数字を突きつけられるほうが動ける人もいる。厳しい体育教師のような口調が合う人もいれば、私のように、なぜか土佐弁だと返事をしてしまう人もいる。

生成AIなら、コーチそのものを替えなくても口調は変えられる。私が送ったのは「健康になりたい。土佐弁でコーチして」の一言だけだ。

それにしても、習慣化の方法を探していただけなのに……

23日目の私は、AIに向かって「朝飯じゃ!」と報告していた。

少なくとも私には、優しさより土佐弁だったらしい。チェスト!!

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Dekiマガ編集部

お金と健康の編集チーム

大学生と20代の毎日に役立つ、お金と健康の知識をわかりやすく届ける編集チーム。専門家への取材と、今日から試せる具体性を大切にしています。

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