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【検証】在宅5日と出社5日の「歩数と支出」をモデルケースで並べてみた結果 → 出社は3,200円高く、2万7,000歩多かった

【検証】在宅5日と出社5日の「歩数と支出」をモデルケースで並べてみた結果 → 出社は3,200円高く、2万7,000歩多かった

Dekiマガ編集部
2026
年
11
月
04
日

「今日、ほとんど歩いてなくない?」

在宅勤務の日、仕事を終えてスマホを見た瞬間に思うことである。

朝起きて、リビングから仕事部屋へ移動。昼食も家で済ませて、午後もパソコンの前。仕事が終わったらリビングへ戻ってソファに座る。冷静に考えると、1日の移動範囲が恐ろしく狭い。

「テレワークは太る」なんて話も聞く。体重は食事や運動など色々な要因で決まるので、歩数だけで「太る」「痩せる」とは言えないが、在宅勤務で運動不足になっていないかは気になる。腰も痛いし……。

一方、出社すれば駅まで歩くし、乗り換えもするし、ランチのために外へ出る。私のオフィスはトイレが異様に遠い!

出社するだけで、歩数は勝手に増えそうだ。ただ、こちらはこちらで交通費やランチ代がかかる。財布には優しくないイメージである。

じゃあ実際、どのくらい違うんだ?

というわけで、数字を並べて確かめてみることにした。

条件はこうだ。
・在宅勤務5日と出社5日の、計10営業日で比べる
・比べるのは「歩数」と「支出」
・Fitbitの歩数とMoneytreeの明細を並べるイメージで、数字はすべてモデルケースとして設定する

実在する人の記録ではない。ただし、計算は本気だ。

答えはなんとなく予想できる。問題は、どのくらいの差なのかである。

まずは歩数について確認!在宅勤務は想像以上に歩かない

まずは歩数から。

モデルケースとして、在宅勤務の5日間は1万4,000歩、出社の5日間は4万1,000歩とした。【要確認:在宅・出社それぞれの想定歩数の根拠(日別の内訳など)】

1日あたりにすると、こうなる。

・在宅:2,800歩
・出社:8,200歩

出社の日は、在宅の日の約3倍歩いている。

……3倍! 同じ人間の、同じ平日なのに。

在宅の2,800歩は、冒頭の「リビングから仕事部屋へ、昼食も家で、夜はソファ」の1日を、そのまま数字にしたようなものだ。一方の出社日は、駅までの往復に乗り換え、ランチの外出、そして遠いトイレ。それだけで8,000歩を超えてくる。

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歩数は、出社日の圧勝である。

では、お金はどうか。こちらは在宅のほうが安いに決まっている……と思っていたら、思わぬ伏兵がいた。

次はお金。在宅なのにデリバリー代が半分を占めていた

比べる支出項目を決めるため、在宅勤務の日の昼ごはんを思い返してみた。出社なら交通費やランチ代、在宅なら自炊の食費あたりだろう……と思っていたら、気になる支出を思い出した。

ランチのデリバリーである。

え? 在宅なのに?

家にいるなら、自分で作るか近所に買いに行けばいい。そう思うのだが、使っている。

理由は簡単だ。仕事が立て込んでいると、昼休みになってから「今から作るの面倒だな」となる。買いに行けば往復の時間もかかる。そんなとき、スマホから注文すれば昼食が玄関までやってくる。

便利だ。便利だから使う。真理だ。

そこで今回のモデルにも、「在宅勤務ではデリバリーを使う日がある」というケースを入れることにした。比べるのは、ランチ、交通費、間食・飲料、デリバリーの4項目。ここから先の金額は、すべて比較用に設定した架空データだ。

まず、在宅勤務の5日間。3日はコンビニやスーパーで買った昼食(1食800〜900円程度)、残り2日はデリバリー(1回1,800円)にした。

・通常のランチ3回:2,500円
・デリバリー2回:3,600円
・間食・飲料(1日240円):1,200円
・交通費:0円

在宅5日間の合計:7,300円

次に、出社の5日間。昼食は毎日外で食べ、交通費は往復800円とした。出社日はデリバリーを使わない設定だ。

・ランチ5回(1日1,000円):5,000円
・交通費(往復800円):4,000円
・間食・飲料(1日300円):1,500円
・デリバリー:0円

出社5日間の合計:1万500円

やっぱり、出社のほうがお金はかかる。

ただ、在宅勤務も「家にいるんだから安いだろう」と思っていたほどではない。

デリバリー2回で3,600円。在宅5日間の支出の、ほぼ半分である。

家にいるのに、昼ごはんは外からやってくる。しかも1回1,800円で。

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在宅の日に自炊すれば、支出はもっと下がる。逆に「忙しいから」「外に出るのが面倒だから」とデリバリーの日が増えると、出社との差は縮んでいく。

試しに、在宅の5日間を全部デリバリーにしてみると、1万200円。出社との差は、たった300円だ。

それ、ほぼ出社だよ!

というわけで、今回のモデルでは出社のほうが5日間で3,200円多く使う結果になった。では、この3,200円とさっきの歩数の差を並べると、どう見えるのか。

3,200円多く使って、2万7,000歩多く歩いた

最終結果を並べてみよう。

・在宅勤務5日間:1万4,000歩/7,300円
・出社5日間:4万1,000歩/1万500円

出社すると、在宅より3,200円多く使って、2万7,000歩多く歩く。

1日あたりにすると、出社の日は640円多く使って、5,400歩多く歩いている計算だ。

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ただし、交通費もランチ代も、歩くために払ったお金ではない。「3,200円払えば2万7,000歩歩ける」と読むのは間違いなので、そこは混ぜないでほしい。

それでも、歩数と支出を1枚の表に並べると、それぞれの日の性格がはっきりする。

・出社:お金はかかるが、勝手に歩く日
・在宅:安く済むが、歩かない日

出社のメリットの一つは、わざわざ運動の予定を入れなくても、通勤や昼休みの移動で歩く場面が勝手に増えることだろう。「今日は8,000歩歩くぞ!」と朝から気合を入れなくても、駅まで歩いて会社へ行き、ランチへ出て、また駅から帰ってくれば、モデルでは8,200歩になる。

在宅勤務の日には、こうした通勤や昼休みの移動がほとんどない。在宅勤務の運動不足が気になるなら、「仕事が終わったら運動しよう」と決める前に、まず自分が1日何歩歩いているかを確認したい。今回のモデルの在宅日は2,800歩。出社日の3分の1ほどしかない。

支出のほうは、在宅勤務は交通費や外食代を抑えやすい。ただし、ランチのデリバリーのように、家にいるからこそ出ていくお金もある。

今回のモデルで一番面白かったのは、このデリバリー代だ。在宅ならお金を使わないと思っていたのに、家から一歩も出ずに1,800円のランチが玄関までやってくる。

便利ってすごい。財布的には、ちょっと怖い。

在宅か出社かより、自分の数字を一度並べてみると面白い

今回のモデルの結果をまとめると、こうなる。

・歩数:出社は在宅の約3倍(1日8,200歩 vs 2,800歩)
・支出:出社は5日間で3,200円多い
・ただし在宅も、デリバリーの日が増えると差は縮む(全日デリバリーなら差は300円)

もちろん、働き方は職種や会社の制度、生活環境によって違う。在宅勤務の日に散歩する人もいれば、出社してもほとんど歩かない人だっている。だから今回の結果から「健康のために出社すべき」「節約したいなら在宅勤務」と決めるつもりはない。

それより面白いのは、歩数と支出を同じ表に並べると、自分の生活のクセが数字で分かることだ。たとえば、こんなクセである。

・在宅勤務の日だけ、妙に歩数が少ない
・出社すると、毎回コンビニへ寄っている
・家にいる日は、デリバリーを頼みがち

どれも、数字を並べてみないと気づきにくい。

歩数と支出を見比べるだけなら、働き方を変えなくてもできる。そこから「在宅の日は昼休みに10分だけ歩く」「出社日のランチを週1回だけ弁当にする」くらいの調整は考えられる。

じゃあ、私ならどうするか。

とりあえず次の在宅勤務の日は、昼飯くらい歩いて買いに行こうと思う。歩いて買いに行けば歩数は増えるし、デリバリー代も浮く。

あれ、これが一番手っ取り早いのでは?

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Dekiマガ編集部

お金と健康の編集チーム

大学生と20代の毎日に役立つ、お金と健康の知識をわかりやすく届ける編集チーム。専門家への取材と、今日から試せる具体性を大切にしています。

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