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「62億人」の潜在顧客をもつ、JR東日本の共通ポイント「JREポイント」 Part 1
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「62億人」の潜在顧客をもつ、JR東日本の共通ポイント「JREポイント」 Part 1

岩田昭男
2016
08
29

首都圏の駅ビルカードのポイントをひとつにまとめる

JR東日本は、経営の基本方針として「グループ経営構想V(ファイブ)~限り気なき前進~」を掲げています。このなかで「社会インフラとしてのSuica(スイカ)の利便性向上」を謳っており、電子マネー事業のさらなる成長のために、Suicaが利用できる加盟店の拡大推進を図るとしています。

この構想に沿って今年の2月からサービスを開始したのが、新しい共通ポイント「JRE POINT」です。

JR東日本グループにはいくつものポイントサービスがあって、全部で20種類以上にもなっていました。代表的なものがクレジットカードのビューカードを利用すると貯まる「ビューサンクスホイント」、電子マネーSuicaを使って買い物をするとポイントが貯まるSuicaポイント、アトレなどの駅ビルが発行するポイントカードの利用で貯まるポイントなどです。

とくに駅ビルのポイントは、十数社ある駅ビル企業がそれぞれ独自にポイントを発行していました。具体的に名前をあげれば、首都圏に限るとアトレのほかにはルミネやテルミナなどです。

これらの駅ビルの中からルミネを除くアトレ、ボックスヒル(運営=いずれも株式会社アトレ)、テルミナ(同=株式会社錦糸町ステーションビル)、グランデュオ(同=ジェイアール東日本商業開発株式会社)、シャポー(同=株式会社ジェイアール東日本都市開発)の、4社5ブランドのポイントが共通ポイントのJRE POINTに集約されたのです(ただし、シャポーは新規に発行を開始したものです)。

順調なJRE POINTへの移行

首都圏の従来の駅ビルカードの会員数はトータルで約210万人でしたが、JRE POINTへの切り替えは順調に進んでおり、旧カードのポイントユーザーの大半が新しい共通ポイントに移行しています。

JR東日本グループの駅ビル最大手のルミネの名前がないわけは、ルミネはすでにビューカードと提携してルミネカードでビューサンクスポイントが貯まる仕組みになっているからです。そのため、JRE POINTには加わっていません。

首都圏以外の駅ビルのポイントカードについてJR東日本では、順次JRE POINTへの移行を進めていくとしており、今年の秋ごろをめどに、長野、宮城、福島、青森県内の駅ビルが新たにJRE POINTを発行する予定です。

筆者プロフィール

岩田昭男

消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。ウェブサイト:<a href="http://iwataworks.jp" rel="nofollow" target="_blank">上級カード道場</a>

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