ブログ
/
今年の資産、どれだけ増えた?12月は“FIRE達成率”を見直す最適なタイミング
家計を見直す

今年の資産、どれだけ増えた?12月は“FIRE達成率”を見直す最適なタイミング

マネーツリー編集部
2025
12
01

FIRE(FinancialIndependence,RetireEarly)という言葉は、ここ数年で一気に市民権を得ました。しかし、FIREは“一部の特別な人が実現するもの”と思われがちです。実際には、今すぐに資産を何千万円も用意する必要はなく、「自分はいま、FIREにどれくらい近いのか?」
という“現在地”を知ることが最初のステップになります。

そして、その現在地をもっとも正確に把握できるのが12月です。収入・支出・資産の動きがほぼ出揃い、投資成績もまとめやすく、一年のお金の流れが自然と見える時期だからです。本記事では、FIRE達成率の基本的な考え方から、12月にやるべき振り返りと、Moneytreeの無料FIRE診断を紹介します。

FIRE診断(早期退職インサイト)をやってみる

「現状、FIREまであとどれくらいか?」「このペースだと何歳頃に達成できそうか?」といった見通しを持つうえで役に立ちます。

FIRE達成率とは?必要資産と生活費から導く“現在地”の指標

FIREを語るうえで基礎になるのが「必要資産額」と「年間生活費」です。必要資産は、一般的に年間生活費×25が目安とされています。これは4%ルールと呼ばれ、資産の4%を取り崩しながら生活することを想定したものです。

例えば年間の生活費が240万円なら、必要資産は6,000万円。年間生活費が300万円なら、7,500万円が目安になります。

この必要資産に対して、今の総資産がどれくらい積み上がっているかを表したのがFIRE達成率です。達成率が20%の人もいれば、40%の人もいます。数字だけを見ると遠く感じるかもしれませんが、大事なのは「いま何%なのか」ではなく、正確に“把握しているかどうか”です。

把握していないと、

が見えないままになります。そのため、FIRE達成率を計算できるタイミングで、一度しっかり“棚卸し”をすることが重要です。それにもっとも向いているのが12月です。

なぜ12月にFIRE達成率を見直すべきなのか

その1:収入・支出・投資成績がもっとも揃う月だから

12月まで来れば、ほぼ一年間の数字が出揃います。

こうした数字が揃うからこそ、FIRE達成率の計算も現実的になります。

その2:特別支出が多いので“本当の生活費”が見える

12月は食費・交際費・帰省費・ギフトなど支出が増えます。一見すると「12月は特別月だから」と感じますが、実はこの“変動の激しさ”が生活費の本質をあぶり出します。年間を通して支出のクセがはっきり表れ、翌年の生活費をどう設計するかを判断しやすくなります。

その3:翌年の貯蓄率を改善しやすい

FIRE達成率に最も影響するのは「貯蓄率」です。12月は、一年の総括として以下を見直す絶好のタイミングになります。

12月の振り返りが、翌年の資産形成スピードを決めると言っても過言ではありません。

FIRE達成率を確認するための“年末の振り返りステップ”

ステップ①:現時点の総資産を整理する

まずは、今年の総資産を確認します。現金・預金、証券口座の残高、iDeCoや保険の解約返戻金相当、ポイント資産なども含め、“広義の資産”をできるだけもれなく集計します。12月は投資の収益も確定しやすいため、「今年どれだけ資産が増えたか」をもっとも正確に把握できる時期です。

ステップ②:年間生活費を把握する

FIRE計算の要となるのが年間生活費です。食費・家賃・光熱費・通信費・医療費・日用品・娯楽費…できる限りカテゴリごとに整理し、どこに“クセ”があるかを把握します。生活費の把握は意外と難しく、「月の平均×12」では実態とずれることも多いです。その点、12月時点では変動費・特別費も含めた実態に近い生活費が見えます。

ステップ③:FIRE達成率を計算する

必要資産額を算出し、それに対して今どれくらい到達しているかを確認します。

このように“現在地”を数字で把握することが、来年の計画の出発点になります。

ステップ④:来年の貯蓄率を決める

達成率を踏まえて、翌年どれくらい貯蓄と投資に回すべきか、現実的なラインを考えます。「何をどれくらい変えれば達成時期が早まるか」を判断しやすいのが年末です。

FIREシミュレーションをMoneytreeで

FIRE達成率を手計算するのは、どうしても手間がかかります。必要資産額は計算できたとしても、総資産や年間生活費を集計する作業は煩雑で、12月の忙しい時期にはなかなか時間を割きづらいことも。Moneytreeでも、無料プランで利用できる“FIRE診断機能(早期退職インサイト)”が追加されました!基本的な情報を入力するだけで、達成率や達成見込みの年齢を把握できるようになりました。

FIRE診断(早期退職インサイト)をやってみる

「現状、FIREまであとどれくらいか?」「このペースだと何歳頃に達成できそうか?」といった見通しを持つうえで役に立ちます。

FIRE達成を早めるために、12月に見直すべき現実的なポイント

FIRE達成率を高めるうえで、12月に見直すべき項目はいくつかあります。

まず固定費
通信費やサブスク、保険など、毎月必ず発生する支出は一度見直すだけで、翌年の貯蓄余力を大きく変えます。特にサブスクは“気づかないうちに増えている”代表例であり、12月の棚卸しに向いています。

次に変動費
12月は外食・交際費・食費などが増えますが、年間通して見ると“使いすぎの傾向”がわかります。
翌年はどのカテゴリでゆるめ、どこを締めるかを考えやすくなります。

そして投資
NISAやiDeCoの積立額を、翌年に向けて見直す人も多いはずです。
投資額を少し増やすだけで、FIRE達成時期は目に見えて変わります。

こうした改善ポイントを洗い出すためにも、12月は「支出の実態」と「資産の実態」がもっとも見えやすいタイミングなのです。

12月は“FIREの現在地”を知る絶好の月

FIREを目指すかどうかに関わらず、自分の資産が今年どれだけ増えたのか、生活費がどう変化したのか、貯蓄や投資のペースは適切だったのか。これらを振り返ることは、将来の安心につながる大切な行動です。

12月は数字が揃い、翌年の計画を立てやすい時期。気負う必要はなく、まずは“現在地を知る”ところから始めるのが一番の近道です。

今年の結果を見つめ、来年の一歩を考える——そのための最適なタイミングが、まさに12月なのです。

筆者プロフィール

マネーツリー編集部

2012年に日本で起業。2013年より自動で一括管理する個人資産管理サービス「Moneytree」を提供し、AppleのBest of 2013、Best of 2014を2年連続で受賞。2015年より金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」を企業向けに開始し、業界標準の金融系APIを提供している。2017年よりオーストラリア市場でサービスを開始。創業当初よりSalesforce Ventures、SBIインベストメント、三大メガバンク系ファンド、地方銀行系ベンチャーキャピタル、海外大手運用会社から出資を受ける。お金にまつわるもっとも信頼されるプラットフォームの構築を目指す。

この記事をシェアする

当社ウェブサイトは、外部サイトへのリンクを含んでおります。リンク先サイトでの個人情報への取扱いに関しては、そのリンク先サイトでの個人情報保護方針をご確認ください。 当社の個人情報保護方針はそのリンク先サイトで提供されている内容に責任を負うものではありません。

Get the Moneytree app
ポイントも電子マネーもまとめて管理
さっそくMoneytreeを試してみよう

収支の見える化でお金の貯まる家計へ
Moneytreeで家計を見える化しよう

関連記事