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金融データ分析ツール、「LINK Intelligence」の特定顧客セグメント抽出機能の活用事例
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金融データ分析ツール、「LINK Intelligence」の特定顧客セグメント抽出機能の活用事例

マネーツリー編集部
2021
05
26

はじめに

2021年4月に新たなサービスラインである金融データ分析ツール「LINK Intelligence」の提供を開始しました。

実際にマネーツリーのマーケティングチームがLINK Intelligenceを活用して実施したキャンペーンについてご紹介します。

LINK Intelligenceとは?

LINK Intelligence は、Moneytree LINK(様々な金融サービスなどのデータを収集・保管するマネーツリーの金融データプラットフォーム)を導入された各企業様のサービスとのデータ共有に同意したMoneytree ID保有者の金融データの活用をサポートする分析ツールです。

例えば、A銀行がMoneytree LINKを導入することによって資産管理機能を自社アプリ(サービス)に追加したとしましょう。

Moneytree IDを作成したアプリ利用者にデータ共有の同意をいただき、データを収集します。

LINK Intelligenceを活用することにより、収集した金融データの可視化顧客の金融行動の傾向把握特定の顧客セグメントの抽出などのデータ分析が可能となります。

詳しくはLINK Intelligenceプロダクトページご覧ください。

マーケティング施策への活用

マネーツリーのマーケティングチームは、LINK Intelligenceの特定の顧客セグメントを抽出する機能を用いて、資産管理アプリ「Moneytree」の有料サービスである「Moneytree Grow」の利用者の増加を目的としたキャンペーンを実施しました。

Moneytree Growは、無料で利用できる資産管理アプリ「Moneytree」のiOS版において、支出カテゴリ別の予算設定やレポーティング機能などを追加できる有料サービスです。

LINK Intelligenceをキャンペーンに活用するメリット

これまでは、全てのMoneytreeアプリの利用者のうち、Moneytree Growを利用中または解約済みといったサービスの利用状況をもとにプロモーション活動を行なっておりましたが、Moneytree Growを必要としている潜在利用者へのより効率的なアプローチを必要としていました。

今回のキャンペーンでは、Moneytree Growの利用状況に加えて、LINK Intelligenceを用いることで金融行動情報をもとにMoneytree Growの利用者に似た特性を持つ潜在利用者のセグメントを抽出し、よりサービスとの親和性が高い対象者へ向けたコミュニケーションが可能となりました。

キャンペーン概要

内容:Moneytreeアプリ利用者のうち、LINK Intelligenceで抽出したセグメントの対象者へのMoneytree Growを案内するアプリ内メッセージの送信

目的:Moneytree Growの初回1ヶ月無料トライアルへの誘導

期間:Moneytreeアプリが開かれる頻度の高い給料日前後および月曜日を含む、2週間

手順

ステップ 1:現在のMoneytree Grow利用者の金融情報を調査。
ステップ 2:調査内容をもとに、LINK Intelligence上でフィルタリングを行い、対象者のセグメントを抽出。

まずLINK Intelligenceにログインし、左のナビゲーションから「データ抽出」を選択します。


次に「データ抽出条件」の編集ボタンを押し、該当する金融情報の条件設定を行います。

以下の画像でご覧いただけるように金融機関、口座名、アカウントタイプ、アカウントサブタイプ、通貨、残高の条件でセグメントの抽出が可能です。

今回のキャンペーンでは、特定のポイントカード 、そして銀行とクレジットカードを連携しているMoneytreeアプリ利用者をセグメントとして抽出しました。

最後に、データ抽出条件でフィルタリングした特定セグメントのデータを、CSVファイルでダウンロードします。

こうした特定セグメントの金融プロフィールは、アプリ分析ツールやコミュニケーションツールでは得られないデータのため、既存のツールと組み合わせて活用することで、より高度なマーケティング施策を実現できます。


ステップ 3:抽出したデータをコミュニケーションツールに取り込み、キャンペーンを開始。

マネーツリーで利用しているIntercomというコミュニケーションツールに抽出したセグメントのデータを取り込みます。
さらに、Moneytree Growの利用状況など金融情報以外の条件を追加してメッセージを送信する対象者のリストを作成し、文章や画像を設定して、キャンペーンを開始します。


キャンペーン結果

2週間のキャンペーン期間中にアプリ内メッセージを送信した26,785名のうち、999名がMoneytree Growの1ヶ月の無料トライアルを開始し、トライアルの開始率は3.7%でした。

Moneytree Growをリリースした当初のアプリ内メッセージのキャンペーンにおけるトライアルの開始率は1%でしたので、LINK Intelligenceを用いたキャンペーンと比較して、トライアルの開始率は270%の増加という結果になりました。

まとめ

今回はLINK Intelligenceの特定の顧客セグメント抽出機能の活用事例をご紹介しました。

金融行動の条件設定を行って特定のセグメントを抽出し、既に利用しているツールと組み合わせて利用することで、適切なオーディエンスへ最適なタイミングでメッセージを届けることができ、より効率的なコミュニケーションを実現できました。

このキャンペーンで紹介した以外にも様々なLINK Intelligenceの活用手段があります。

LINK Intelligenceのサービス開設やのデモなどをオンラインでご提供可能です。

金融データ分析ツール「LINK Intelligence」にご興味をお持ちの方は、以下のボタンからお問い合わせください。

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筆者プロフィール

マネーツリー編集部

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