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Moneytree LINKのプロダクト「LINK Kit」で、アプリに新しい価値を組み込む
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Moneytree LINKのプロダクト「LINK Kit」で、アプリに新しい価値を組み込む

マネーツリー編集部
2020
06
11

Moneytree LINKに名称が変わりました

マネーツリー株式会社は、2020年5月1日から企業向け金融データプラットフォームの名称を「Moneytree LINK」に変更しました。

弊社はこれまで「MT LINK」という名称でプラットフォームを提供してきました。弊社は、創業当時以上に高まっている金融業界のデータプラットフォーマーとしての需要を強く認識しており、世界標準の金融データプラットフォームとして、より信頼のおけるフィンテックパートナーとしての地位を強固なものにするべく、ロゴマークなどの刷新を行いました。名称の変更もその一環となります。

Moneytree LINKは国内約2700社以上の銀行口座(個人、法人)、クレジットカード、電子マネー、ポイントカード、証券口座の取引明細をひとつに集約するそれぞれのAPIを揃えた次世代の金融プラットフォームです。このMoneytree LINKをご利用いただくことで、デベロッパーさまのサービスを大きく成長させることができます。

Moneytree LINKのふたつのプロダクト

そんなMoneytree LINKには「LINK API」と「LINK Kit」というふたつのプロダクトがあります。

LINK APIはアカウントアグリケーションとクラウドテクノロジーを使った金融APIです。もうひとつのLINK Kitは、デベロッパーさまに自社サービスに資産管理の組み込みをマルチプラットフォームでフルサポートする開発者ツールとなります。

企業向け金融データプラットフォームであるMoneytree LINKを自社サービスに組み込んでいただくには、このLINK Kitをご利用していただく必要があります。

LINK Kitは、デベロッパーさまのさまざまなニーズに対応できるようにカスタマイズ性と拡張性を強化しており、統合的なカスタマーエクスペリエンスを提供しています。その特徴は大きく3つあります。

アプリにプラスアルファ

自社ブランドを維持したまま、既存のアプリに対してシームレスに資産管理機能を追加することができます。

すぐに実装可能

導入に必要なiOS、Android用のモバイルアプリ開発キット(SDK)が用意されているため、短期間で既存アプリに実装することができます。

優れたUIとUX

これまで弊社が培ってきたシンプルでわかりやすいUIとUX。幅広い年齢層の利用者が直感的に操作できるため、誰でもスムーズに金融情報を表示させることができます。

LINK Kitを利用すれば、欲しい機能を自社サービスに最適なかたちですぐに組み込むことが可能です。しかも実装に必要なツールはすべて揃っています。

LINK Kitのプロダクトシートをダウンロード


既存アプリにスムーズに組み込めるLINK Kitの機能

このLINK Kitには、いくつもの機能があります。その中でも代表的な機能として「口座一覧」「支出分析」「カラーパレット」というものがあります。

口座一覧

登録されたすべての金融サービスの明細を一画面に集結させて利用者の全資産を表示させる機能です。銀行口座の残高はもちろん、金融業種別の残高を表示させることもできます。また、ひとつまたはすべての口座に対して明細を検索する機能もあります。

さらに近しい機能として、家電量販店などでお買い物をした際に付与されるポイントも一括で表示することができます。

支出分析

集められた明細をAIで自動的に振り分けて月ごと、もしくはカテゴリーごとに支出分析を表示させる機能です。どのお店やサービスに、いつ、いくら支払ったのかという明細はもちろん、家賃や交通費といったカテゴリーごとに自動で分類されるので支出の傾向が把握しやしくなります。

月別の支出合計を示すグラフとして棒グラフで表示されますが、オプションで細かく分析するツールとしては選択月のカテゴリーごとの支出割合を円グラフで表すことも可能です。また、両方のグラフを提供する場合、タブで簡単に表示切り替えができる優れたUIです。

カラーパレット

UIやナビゲーションバーの配色を、アプリのイメージカラーやブランドカラーに合わせることができる機能です。カラーをご指定いただければ、5段階のグラデーションを弊社で生成し提供させていただきます。

オプション機能として、アプリからサポートへアクセスできるようにするFAQ用チャットの設置や、ダウンロード後のサポート用としてドリップメールのカスタマイズも行うことができます。

弊社はこれまで利用者のプライバシーを非常に重視してきました。LINK Kitも同様に利用者のプライバシーを重視しており、高いセキュリティを実現しています。

金融データプラットフォームの組み込みによる新しいサービスのアイデア

既存アプリとLINK Kitを組み込めば、利用者はさらにアプリを手放せないものにすることができます。

いくつか、その可能性について触れてみましょう。

  1. 例えばカレンダーアプリに組み込めば、振り込みや引き落とし日などを確認する際にカレンダーアプリ内で、お金の利用履歴を表示させることも可能になります。
  2. クレジットカードのアプリなどの金融系アプリに組み込めば、カードの支払い金額が銀行口座に残っていない時に通知を出すことも可能です。(Moneytree LINKのクライアントの三井住友カードは実際に提供されている便利なサービスです)
  3. さらに一見関係がなさそうなバイトアプリに組み込めば、そのアプリ上で銀行口座を確認できるので、利用者が来月は何日シフトを入れればよいかを、アプリを変更せずに把握することもできるでしょう。
  4. また、フリマ系アプリやネット通販系アプリの利用が多い人向けにLINK Kitを組み込むことで、銀行口座の残高や各種ポイントをチェックできるようになります。これによって、売買の他にも売買による入出金管理などの機能をアプリで一元管理できることでアプリ利用者のエンゲージメントが高められるでしょう。、

もちろんこれらの活用方法は、現在実現されていないとしても、アイディア次第で既存の機能と掛け合わせることで、利用者の獲得につながると思います。。

今後、金融サービス仲介業が創設されることで、登録した事業者が銀行、証券、保険の仲介が可能になるように、提供側にとっても、そして利用者側にとっても多くの人が所有するスマホを使って利用できる便利で手軽なサービスが登場してくるでしょう。

既存のアプリにLINK Kitを組み込み、新たな便利や付加価値を生み出すことも、これからの新サービスを生み出す方法のひとつなのです。LINK Kitは開発のためのライブラリとして提供されるため、スムーズに実装し、いち早く新サービス、新機能を提供することができます。

金融データプラットフォームのMoneytree LINKを組み込んだ新サービスのアイデアを想い描けたでしょうか?

今回ご紹介したアイデア以外にも、マネーツリーでは、会計、銀行、融資や投資など他業種にMoneytree LINKをご提供することで新サービスの支援をしております。

LINK Kitについてご興味のある方はこの記事でご紹介した以外の機能一覧や導入形態が記載されているプロダクトシートをご覧ください。

LINK Kitのプロダクトシートをダウンロード


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