こんにちは。マネーツリーデータチームです。
金融データを用いたインサイトを提供していくマネーツリー データシリーズ。前回は、新型コロナウイルス感染症拡大における非常事態宣言下でのオンラインショッピングのトレンドについてお伝えしました。シリーズ第2弾は決済手段でお金の支出量が変わるのかを見ていきたいと思います。
年末に一年のお金の振り返りや反省をする方も多いと思います。
特に今年はコロナ禍でキャッシュレス決済の利用率が多くなっているなか、使い過ぎを心配する人も少なくないでしょう(実際にGoogleで「カード 使いすぎる」と検索すると、1億件以上ヒットしています。)
本当にキャッシュレス決済だと使いすぎてしまうのかをMoneytreeアプリ利用者のデータの元、マネーツリー データチームが分析してみました。
以下の条件を満たしたMoneytreeアプリの利用者の匿名化されたデータを分析しました:
現金派とキャッシュレス派それぞれ2,000人分の支出データを分析した結果、キャッシュレス派の方が支出が少ないとみられます。
月平均の支出額を比較するとキャッシュレス派が ¥8,525も支出が少ないことがわかりました。
前述の月平均の支出差額、¥8,525を毎月10年間平均5%のリターンがある投資先へ運用したとしましょう。
最終積立金額は¥1,323,781となります。
Moneytree LINKクライアントのサービス、少額投資サービス「トラノコ」やおつりで資産運用できるスマホアプリ「マメタス」などを使うことで手軽に運用ができます。
この様に、金融データを集め、蓄積し、分析することで企業は、顧客の役に立つインサイトを提供することが可能になります。
このインサイトは企業内で蓄積されている顧客データと合わせることでよりパーソナライズした提案を可能にし、さらに顧客満足度を上げることができるでしょう。
尚、今回のデータを見て、現金派の収入が多いから支出も貯蓄も多いのでは?もしくはキャッシュレス派の収入が少ないから支出と同じように貯蓄も少ないのでは?思う方もいるのではないでしょうか。マネーツリー データブログの第3弾では、その疑問にお答えしていきたいと思いますので楽しみに待っていてください!
どちらの方が収入・支出が多く、どちらの方が貯蓄できていると思いますか?ご意見お聞かせください。
マネーツリー データチームはこのような金融データを用いたインサイトを提供していきます。
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