導入事例
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銀行・信金

つながらないデータはない。オムニチャネル戦略のメインフレームにも期待

京葉銀行
営業企画部 副部長兼 リテール戦略グループ リーダー 松木 誠一郎 氏
営業企画部 IT戦略グループ 安藤 ちひろ 氏
2018
04
10
この事例で使用されている金融サービス:
銀行口座(個人)
銀行口座(個人)
銀行口座(法人)
銀行口座(法人)
住宅ローン
住宅ローン
証券口座
証券口座
クレジットカード
クレジットカード
電子マネー
電子マネー
ポイントカード
ポイントカード
生命保険
生命保険
確定拠出年金
確定拠出年金

オムニチャネル戦略の一環として、Moneytree LINKを導入      

京葉銀行は千葉県を中心に約120の店舗を構え、窓口営業や訪問営業といった対面でのコミュニケーションを生かしたサービスを提供しています。対面での優位性を生かしつつ、インターネットとも融合する「オムニチャネル戦略」を推進し、「いつでも・どこでも」お客さまのニーズに合わせたサービスを提供できるよう、インターネット支店の開設やペーパーレス・印鑑レスの取引などを実現してきました。

その一環として、2017年10月から「京葉銀行スマートフォン専用アプリ」内に「Moneytree LINK」経由で「一生通帳 by Moneytree」(現 LINK Kit) の機能を導入しています。また、2018年2月からは当行の主力商品である投資信託の口座もAPI連携しました。これから本格的に「一生通帳」(現 LINK Kit)のプロモーションをおこない、将来的には千葉県を中心とする180万人すべてのお客さまのお手元に、アプリを置いていただきたいと考えています。

銀行と協業していく姿勢がありサービス 構成も連携しやすいビジネスモデルだった

お客さまが資産の全容をストレスなく把握できるように

当行はリテール部門に強みがあり、特に資産運用のご提案においては、お客さま目線の質の高いコンサルティングの実践に努めています。資産運用の基本は、お客さまがご自身のポートフォリオの全体像をストレスなく見られるところからはじまります。当行ではお客さまのポートフォリオの全容が一目で分かるCRMを導入し、行員のタブレット上で見られるようにしています。メインである窓口営業や訪問営業の際には、このタブレットを用いてご説明差し上げています。

一方で、窓口に来られないお客さまにもお預かり資産の状況をわかりやすくお伝えすることができないか、という課題がありました。昨今ではデジタルシニアと呼ばれるように、シニア層にもインターネットバンキングが普及しつつあります。ところが、「定期預金」「投資信託」「外貨預金」など、システムの構成が異なる商品群を、インターネットバンキング上でまとめて一覧表示するのは、意外とシステム負荷がかかるものです。非対面のお客さまにも対面同様、ポートフォリオの全容をストレスなくご覧いただくべく苦心していたところ、マネーツリーの家計簿アプリを見て「これだ」と確信しました。

当行のアプリ内に導入した「一生通帳」(現 LINK Kit)では、当行の商品だけではなく、様々な金融機関の情報を同じ画面上で確認することができます。当行のお客さまでも、京葉銀行以外の証券会社や銀行などで口座をお持ちの方もいらっしゃいますし、保険商品や確定拠出年金など、そもそも当行のデータベース上に情報がない商品もあります。他行や他の金融商品も含めてすべての資産を常に手元で見られるというのは、お客さまにとって非常に意味のあることです。「一生通帳」(現 LINK Kit)に利便性を感じて当行のアプリを使っていただくお客さまが増えれば、当行をお選びいただく理由にもなるのではと期待しています。

どんなシステムにもつながれるMT LINK。合理的で、将来性を感じた

どんなシステムにもつながれるMoneytree LINK。合理的で、将来性を感じた      

他社の製品と比較して「一生通帳」(現 LINK Kit)を導入する決め手になったのは、今まで私たちが育ててきた当行のアプリ内に組み込めて、その中で様々な情報をシームレスにストレスなく見られる点です。「京葉銀行」というブランドを前面に出しつつ、自らはプラットフォームに徹してお客さまのニーズを満たすという、マネーツリーのビジネスモデルにも共感しました。

当行では将来的に「一生通帳」(現 LINK Kit)を法人取引にまで広げていきたいと考えていますので、法人口座への対応に力を入れているのもポイントでした。法人取引への展開を考えた際、Moneytree LINKのAPIを利用したデータアグリゲーションは非常に合理的な考えです。なぜなら、法人の多くのお客様が何らかの会計ソフトシステムをご利用なさっていると思われますが、その既存のソフトを入れ替えることなく、Moneytree LINKはどんなシステムにもAPI連携という形で入っていくことができるからです。「つながらないデータはない」Moneytree LINKに、将来性と大きな可能性を感じました。

             

今後は更新系APIに期待

「資産運用をストレスなく」を掲げる私たちにとって、更新系APIには期待するところが大きいです。当行は、更新系APIを単なる資金移動ツールではなく、「簡単」で「安全」な資産運用ツールと捉えています。つまり、投資信託や外貨預金を「一生通帳」(現 LINK Kit)上からすぐに売り買いできるようになれば、サービスごとのログインなどまどろっこしい手順を踏まずにスムーズな操作性を提供できるようになります。しかも「一生通帳」(現 LINK Kit)のUIは非常に分かりやすいので、パソコンなどの大きい画面でご高齢の方などにも利用していただきやすいと思います。

また、当行は住宅ローンの県内シェアも高く、多くのお客さまにご利用いただいておりますので、いずれは「一生通帳」(現 LINK Kit)で借入残高の管理や更新系APIで繰上返済もできると良いですね。

ちなみに、住宅ローンは年間約6,000件の新規のご契約をいただいています。住宅ローンご契約の際に対面で必ず「一生通帳」(現 LINK Kit)を入れていただくようにすれば、利用率も飛躍的に向上しそうです。

「一生通帳」(現 LINK Kit)をオムニチャネル戦略のメインフレームに育てたい

現在、当行の主力商品である投資信託の販売は、取引ベースで約3割がインターネット、7割が店頭と訪問営業です。この割合は徐々に逆転し、高資産を持つ高齢世代もデジタル世代にシフトしていくはずです。そのような時代の流れの中で私たち地域金融機関の強みである対面営業の形も変化していかねばなりません。目指しているのは、資産管理や実際の取引(トランザクション)をお客さまご自身でおこなっていただき、対面ではそのデータを共有しながらコンサルティングに徹するビジネススタイルです。

法の整備も必要かと思いますが「一生通帳」(現 LINK Kit)をタブレットで店頭にも置いておくことができれば、お客さまのお手元でも窓口でも、同じ情報を見られるようになります。更新系APIが実装されれば、店頭で「一生通帳」(現 LINK Kit)を用いて資産状況を確認しつつ、ご提案させていただいたその場ですぐに約定に入っていただくことも可能になるかもしれません。このように、「一生通帳」(現 LINK Kit)をオムニチャネル戦略のメインフレームにするのが私たちの描く理想像です。

「一生通帳」(現 LINK Kit)の導入にあたっての経営判断の際も、こういった最終的な理想像を見せ、APIが主流になる将来の世界で、当行が先んじて「一生通帳」(現 LINK Kit)を取り入れるメリットを説明して理解を得ました。銀行というのは、リスク管理も非常に重要で、新しいものに用心し過ぎてしまう傾向がありますが、「一生通帳」(現 LINK Kit)という先例を作ったことで、行内に新しい風を吹き込めたように感じます。

ゆくゆくは行内での営業・マーケティングツールとしての利用にも期待しています。「一生通帳」(現 LINK Kit)はお客さまの同意のもと、ご自身のデータを集約するシステムです。Moneytree LINK経由で連携したお客さまのデータを、お客さまのために活用させていただき、よりよいサービス提供をし、信頼関係を深めていきたいと思っています。今後は一人ひとりのお客さまのニーズに合わせたマーケティングに積極的に取り組んでいくため、今まで銀行が持ち得なかったビッグデータを分析し、うまくマーケティングに活用していければと考えています。

Keiyo Bank last

京葉銀行は千葉県に拠点を置き、創業以来「地域への貢献」「堅実な経営」という理念のもと「お客さま目線」での業務運営を第一に掲げています。また、昨今の急速なIT化にも的確に対応するため、いつでも、どこでも、便利で安心、快適なサービスをご利用いただける「オムニチャネル化」に向け、対面チャネルでは「次世代型店舗」の展開、非対面チャネルではアプリの活用、Fintech企業やネット証券等の他業種との提携等、様々な取り組みをおこなっています。当行は今後も、お客さまの利便性と満足度向上のため、サービスの充実を図ってまいります。              

京葉銀行

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